11月、東京で行われた【外務省主催・ロシアIT企業社向け訪日研修】に、取締役の三木が参加いたしました。

日露親善の観点より、訪日研修生が日本のビジネスの最新事情を学ぶ機会として毎年実施されています。

今回は、欧州ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク、ニジニ―・ノブゴロド)地区の
IT分野に携わる地方行政府関係者、企業経営者および技術者の方々と、
私たち日本のIT企業をはじめ、学術団体、政府・地方自治体との、連携・発掘・深化を目指した交流研修でした。

 

はじめに企業側からのプレゼンの時間をいただきました。

ペタビットとしては、神戸市でのウェブの取り組みや、スポーツをテーマにした自社媒体を紹介しながら、
国内の課題テーマ(高齢化社会、少子化、訪日外国人など)に触れさせていただきました。

交流会では、自社が取り組める範囲でどのような協業が可能かどうかなど、より理解を深めるディスカッションができました。

 

実は、今年の新入社員の中にロシア留学をしていた営業もいるのですが、

“ 日本から一番近いヨーロッパ ” であるにも関わらず、日本にあるロシアの企業は? というとあまり馴染がないようにも感じます。

しかし今回の交流の中では、ロシアのIT技術の発達について特に強く印象を受けました。
GAFAなどの欧米諸国のITサービスをしのぐ技術が、独自に発達しているのです。

実際ロシア国内の検索エンジンはGoogleを差し置いてロシア生まれの「ヤンデックス」が主要になっているようです。
ニーズに沿った視点が活かされており、Googleなどにはないサービスが支持されています。

言語環境などを考えると日本も類似した状況といえそうですが、このような国内市場にフィットするITサービスの発展に驚かされます。

今後もこういった情報交換の場を大切に、新しいビジネスを生むためにも継続的に吸収と発信を続けてまいります。