この度、NPO法人学童野球振興協会が運営する『ポップアスリート』がSDGsの事業認定を取得しました!
今企業の取組の中でもよく耳にする「SDGs」という言葉。
これは2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標のこと。
「地球上の誰一人として取り残さない」ことを理念とし、人類、地球およびそれらの繁栄のために
設定された行動計画として17のゴールと169のターゲットで構成されています。
これまでポップアスリートプロジェクトでは、野球大会の開催・運営を通して、
スポーツの活性化をはじめ、大会に参加した選手の作文への取り組みなど文武両道を推進してまいりました。
また女子選手の活躍をピックアップするなど、男性のスポーツと思われがちな野球における女性進出を取り上げてきました。
これらの活動が認められ、2021年2月に以下4つの項目においてSDGsを推進するプロジェクト認定を受けるに至りました。
3.すべての人に健康と福祉を
【あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する】
全国3000を超えるチームのこどもやその保護者に向けた試合の実施や、
大会参加をサポートすることで、スポーツを活用して健康な生活を支援する取組みを継続しています。
4.質の高い教育をみんなに
【すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する】
ファイナル終了後に全国の参加チームで作文コンテストを実施。
仲間と切磋琢磨した後に、学びをふりかえり、お互いの健闘を称えることで心の成長も。
集まった200名をこえる作文のなかから紙面掲載を行います。また、こども新聞の啓蒙や配布などの活動もしてきました。
5.ジェンダー平等を実現しよう
【ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る】
男性のスポーツというイメージのある野球ですが、「学童野球」として女子の積極参加や、
女子野球選手のファイナルトーナメントゲスト参加など、誰もが一緒に楽しめる機会創出を目指しています。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
【持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する】
ポップアスリートの大会は毎年数多くのスポンサー企業様や
ボランティアの方々の協力、そして保護者の皆さんの応援のもと成り立っています。
三方良しの精神を大切にし、あらゆる人を巻き込みながらつくりあげていく大会で、
一緒にSDGsの目標達成に少しでも近づけていきましょう。
今回の事業認定は、言い換えると、
ポップアスリートを支援してくださる企業様もSDGsの推進に寄与していただいているということになります。
今後もプロジェクトを通じて、小さな力かもしれませんが、少しでもこの大きな目標に携われるよう取り組んで参ります。
これまで、全ての参加費を無料とし、趣旨に賛同いただいた一般企業・団体・個人の皆様の協賛金だけで運営をしております。
こどもたちのスポーツ活動を応援いただく方々を募集しておりますので
企業様のCSR活動等としてもご興味がございましたら、こちらよりお問い合わせいただけますと幸いです。
※SDGs とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/