お久しぶりです、管理部の沼田です!

この度、兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校にて、特別講師をする機会をいただきました。

弊社役員が学生時代にお世話になった先生が、現在鈴蘭台高校に勤めておられ、有難いことにそのご縁で、今回のお話をいただきました。

 

今回お受けしたのは「総合的な学習」の時間の実学講座の一部。

社会人としてのマナーや、税金、労働問題、政治についてなど、社会人になるにあたって必要な知識とスキルを身につけることを目的として実施されています。

2週にわたり約80名の3年生に対してビジネスマナーの授業を担当しました。

普段、新卒採用の場で大学生と話をする機会はありますが、高校生とのこの規模の交流は初めてです。

あわせて4時間の授業のなかで、社会人として大切なビジネスマナーの基礎や、社会に出た時に活かしてほしい考え方、受験・就職活動でつかえる模擬面接の実践等を行いました。

模擬面接は皆真剣に取り組んでくれて、大変うれしく、これから大学受験やアルバイトなどの面接で役に立ってほしい!と心の底から思います。

 

講義の中では、“高校生が実際に社会人に聞きたいこと” についてアンケートをとりました。

 

【入社して1年目によくあるミスなどを教えてほしいです】

【なぜこんなに一生懸命働いているのだろうと感じることはありますか】

 

など、「なるほど、そんなことが気になるのか」という質問もたくさんもらい、新鮮な気持ちになります。

講義の中では一般的なマナーだけでなく、民間企業で働く社会人として、一先輩として、学生時代に備えてほしいことや今高校生に伝えたいこともお話しさせていただきました。

 

自分の高校生時代を思い返すと、目の前の大学受験に必死で、その先のことを考える時間や、そういう機会をくれる人は少なかったようにと思います。

世の中の職業や職種はどんなものか、今の学んでいることがこの先どういきるか、

実際に働いている人がどんな生活をしているのか、自分にはどんな可能性があって何をチャレンジしたいのか・・・

考えたり情報を得たりする時間を、進路を決めるこのタイミングで考えることは大変有意義ですね。


【写真は模擬面接ワークの様子です】


 

生徒さんからは、

「面接練習では話すことの難しさ、話をまとめることの難しさや聞く側の態度が話す側に大きな影響を及ぼすことを実感した。」

 

「自分の意思をしっかりと持って、自分に何が必要かを自分で考えて実行するのが大切だと感じました。自律型の人間になりたい。」

 

「今持っている目標よりもさらに先の目標も考えられる人になりたい。」

 

など、大変うれしい感想をいただきました。

 

私たちの方も、新しい経験・発見だらけで、今回引き受けさせていただいてこちらこそ、本当に感謝でいっぱいです。

初めてのことで、手探りの部分もあり、もっと準備すべきだったと思うことやブラッシュアップしたいことなど反省ももちろんありました。

 

神戸市に本社を置く企業として、このように地域の教育機関と関わる機会や、

同じ街に暮らす、未来ある学生さんたちと交流ができる場に今後も積極的にアプローチしていきたいと考えています。