東南アジアの中でも、今ひときわ存在感を増している国が ベトナム です。
人口は1億人を超え、スマートフォンの浸透とEC・SNS文化の拡大により、消費者の購買スタイルが大きく変化しています。
では、ベトナムの“新たな消費潮流”とはどのようなものなのでしょうか？そして、その中で「何が売れているのか」を具体的に探ります。
ベトナムは今、かつてない スピードで豊かになっている
近年、ベトナム経済の成長は目覚ましいものがあります。
人口は１億人を突破し、若い労働人口が多く、街には新しいショッピングモールやカフェ、海外ブランドの店舗が次々と登場しています。
一昔前まで「物価の安い振興国」と言われていたベトナム。
しかし今では中間層の拡大により、より高品質な商品にお金を使う消費者層が急増中です。
「安い」から「良いものを選ぶ」へ ー消費の価値観が変化ー
かつては「できるだけ安い商品を買う」ことが当たり前でした。しかし、現在ベトナム都市部では「品質」「安全性」「ブランドストーリー」を重視する人が増えています。特に注目されるのは以下の分野です。
①美容・化粧品：日本・韓国ブランドの人気が高く、「信頼できる品質」で選ばれる。
②健康食品：忙しい都市生活の中で栄養補助のニーズが急拡大
③家電・日用品：「壊れにくい」「使いやすい」日本製が人気
④ファッション：Z世代を中心に、SNSでトレンドを共有しながら購入
→つまり、いまのベトナム市場は“安さ競争”ではなく、“信頼と価値”の時代に入りつつあります。
SNSが生んだ口コミ経済
ベトナムでは、人口の約72％がSNSを利用
特にZ世代の消費者は、購入前にTikTok ・Facebook・Instagramで情報を集めます。
「友達やインフルエンサーが紹介していたから買う」という購買行動は、もはや常識です。
SNSがそのまま販売の場となる「ライブコマース」も爆発的に広がっており、ライブ配信を通じた購買文化が形成されています。
リアルな使用感やレビューを直接みられるため、信頼性が高く、特に日本ブランドは「本物感」が評価されています。
日本ブランドにとっての最大のチャンス
ベトナムでは「日本製＝安心」「長持ち」「信頼できる」というイメージが浸透しています。
日本の高品質な商品を、ストーリー性とリアル体験で届けることができれば、ブランド価値は一気に高まります。
「１億人市場」という数字の裏にはまだ伸びしろだらけの消費革命が広がっているのです。
ベトナム市場への販売に関心のある企業様へ
ベトナム市場は、デジタル化とともに急速に進化しており、
“良いものを正しく伝える”日本ブランドにとって、これまでにないチャンスが広がっています。
ライブコマースやSNSを活用した販売にご興味のある方、
また「自社商品をベトナムで展開してみたい」という企業様は、
ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。
