おはようございます、あいかわらず早起きが苦手な上武(かみたけ)です。
ただ、駅まで歩くときに吹いてくる風がさわやかだと、少し得した気分になれるので、
朝のあの空気は好きですね、小学生の時のラジオ体操を思い出します。
さて前回は「ディスプレイネットワーク広告」の中でも
Googleディスプレイネットワーク、『GDN』についてまとめてみましたが、
今回はYahooディスプレイアドネットワーク『YDN』についてまとめてみようと思います。
【目次】
Contents
『GDN』と『YDN』の違い
『YDN』の機能についてはこのあと順番に書いていきますが、一番の違いはなんなのか?
という事をいろいろと調べていたら、面白い記事が出ていました。
2018年6月のニールセン社の調査結果です。
(☟下記、別ページが開きます。)
これによると、スマートフォンの利用時間割合をYahooとGoogleで比べた場合、
34歳以下と35歳以上で倍近く差がひらいていることがわかります。
Yahoo利用者の年齢層はGoogleと比べて高いといわれていますが、この調査を見る限り、
ある程度当てはまっているのかなと思います。
YDNが配信されるサイト
『GDN』は個人のブログやサイトも含めて配信がされ、『YDN』はYahooの自社運営サイトの他は、
法人運営の連携サイトに掲載される……と、前回のブログに書きましたが具体的にどこ
に配信されるのか調べてみました。
【YDNが配信されるサイト】
excite、So-net、AllAbout、goo、NAVER、朝日新聞デジタル、毎日新聞、
AFPBBNews、スポニチアネックス、デイリースポーツオンライン、JIJI.COM、
ORICON NEWS、Ameba、COOKPAD、みんカラ、Carview、インターエデュ.com
どれも、一度は目にしたことのあるサイトです。
歴史の長いサイトが多いですし、ポータルからニュース、
ブログまで幅広くカバーしていますね。
ニュースサイトも多めので、社会人を狙って広告を訴求したい時には
YDNを利用するといいかもしれません。
あと、サイトを見ているときに、よく見るとさりげなく広告が挟まっていることがありますよね。
よくみると【PR】って書いてありますが、あれはインフィード広告というものだそうです。
スマートフォンでサイトを見ることも多いので、
スクロールしながらさりげなく広告を入れられる方法としては面白いですね。
YDNのターゲティング
YDNのターゲティングも、GDNと同じようにユーザーを対象としたものと、
配信先を対象としたものに大きく分けることが出来ます。
1)『人』に紐づいた広告配信 : ユーザーを対象としたターゲティング
デモグラフィックターゲティング
GDNのデモグラフィックターゲティングと同様に、インターネットユーザーの持つ
属性を指定して広告を配信することができます。
性別、年齢、居住地域、そのほかに、使っているデバイス、配信曜日、時間を指定す
ることで商品に合わせたターゲットに広告を配信することが可能です。
サイトリターゲティング
過去に広告主のサイトを訪問したことがある人に配信されます。
他にも、広告主のサイトを訪れるユーザーと似た行動履歴を持つユーザーに、
訪問履歴を指定して広告を配信することが出来ます。
GDNのリマーケティングと類似ユーザーターゲティングに相当する機能ですね。
インタレストカテゴリ
カテゴリーを選択することで、それに当てはまるユーザーに
広告を配信することができます。
YDNの場合は、大分類の後ろに細かい分類がいくつかあらかじめ決まっているので、
出稿する広告がどこに当てはまるのか選択して決めることができます。
例えば、
自動車>タイプ>ミニバン1ボックス
とか、
小売/アパレル/アクセサリー&時計/アクセサリー
みたいな感じで選んでおくと、
システムがこのユーザーはこのジャンルに興味があるんだな、と判断して
Yahoo!ニュースや、ヤフオク! の他の提携サイトに広告が掲出される仕組みです。
サーチターゲティング
検索ワードの履歴から、広告を表示します。
初期設定は30日だそうですので、30日間は調べたワードに関する広告が追いか
けてくるということですね。
……ちなみに僕の場合、最近はブログを書くのにネット広告のことばかり調べてい
るので、今はそっち方面の広告がいっぱい追いかけてきます(笑)
2)『サイト』に紐づいた広告配信 : 配信先のサイトを対象としたターゲティング
サイトカテゴリー
インタレストカテゴリーと似ていて、少しややこしいですが
「このカテゴリーのサイトを見ている人にたいして表示してね」と設定しておくと、
Yahooのシステムが自動で判断して広告を表示してくれます。
インタレストカテゴリは「ユーザーはこういうことに興味があるんだな」
ということで表示されますが、
サイトカテゴリは「ユーザーが見ているサイトは、こういうカテゴリに属しているから、同じカテゴリの広告を表示するよ!」
という感じです。
グルメ>飲食店>関東>東京
というふうに指定しておくと、東京の飲食店に関するサイトを「見ている」ユーザーに表示されるという事ですね。
プレイスメントターゲティング
GDNのプレースメントターゲティングと同じように、
YDNを使って配信できるWEBサイトのURLを指定して広告を出すことができる仕組みです。
「このサイトのこのURLには載せたくない」という指定の仕方もできるので、
同業他社の記事を避けて配信することもできます。
まとめ
今日はYDNについて色々と調べてみました!
GDNとYDN、うまく使い分けることで色々な広告展開が出来そうですね!
ではまた!
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